2020年3月8日日曜日

コスト配分タグを使ってAWS利用料を把握する②💰


前回に引き続き、今回もAWS利用料の把握の仕方をお話していきます。

前回は、AWS請求書から確認できる内容についてお話しました。
AWSアカウント毎に支払先を分けていたり、
支払先を分ける必要がない場合だったりすると、
通常AWSから発行される請求書で事足りるかと思います。

ただし、
・複数の支払い先と1つのAWSアカウントを共有して利用している
・1つのAWSアカウント内に各支払い先ごとのシステムを構築している
ような場合、AWS請求書の明細表記では
「誰がどれくらい何を使ったか?」が全くわかりません。

そこで、役立つのが「コスト配分タグ」となります。
これはAWSコンソールで設定することで簡単に利用できるようになります。
まずは「コスト配分タグ」とは何のか?をお話します。

コスト配分タグには
・AWS生成コスト配分タグ
・ユーザー定義のコスト配分タグ
の2種類がありますが、この記事では「ユーザー定義のコスト配分タグ」についてお話します。

ユーザー定義のコスト配分タグはお客様が名前を付けられるタグ(キー、値)になります。
1つ1つのリソースに名前を付けられるイメージです。
EC2インスタンスなどのリソースにコスト配分タグを付けると、
コストエクスプローラーやコストと使用状況レポートにおいて
お客様が設定したコスト配分タグ別に利用料を確認することができます。

組織の一括請求を設定していると、
・複数の支払い先と1つのAWSアカウントを共有して利用している
・1つのAWSアカウント内に各支払い先ごとのシステムを構築している
ような場合、コスト配分タグを付けておけば、
複数のAWSアカウントをまたいで、コスト配分タグ別に利用料をまとめることができますし、また、1つのAWSアカウント内のシステムをコスト配分タグ別の利用料で仕分けることができます。

コスト配分タグはAWS請求書には表記されず、
コストエクスプローラーやコストと使用状況レポートで確認するしかありませんが、
設定することでAWS利用料の把握がより詳細にできるようになることは間違いありません。

これからAWS環境を構築していくようなお客様でも、
先々のAWS利用料管理を視野にいれて、コスト配分タグの利用方法も設計して
環境構築を行っていくのも有用かと思います。
ぜひ検討してみることをおすすめします♪

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