サービスの仕様を考えるとき、4つの方法があると思います。
①自分で考える
②他社のサービスを参考にする
③身近な人の意見を聞く
④利用者の声を聞く
①は大変そうに見えますが、
自己完結ができる方法というのは比較的楽ちんです。
そして自己満足はできますが、
事業としてものすごく失敗する可能性が高い方法だと思います。
②は情報としてはあったほうが良いのですが、
他社競合サービスとの優劣を追いかけるのは、ぱっとしない方法です。
事業の本質は、他社より優れている機能があるかどうかじゃなくて
顧客にとって、優れている価値があるかどうかですから。
③は有効な方法のひとつですが、
身近な人がそのサービスを利用する人でなければ
やはり事業の本質からは遠ざかってしまいます。
昨日、AIRzのモニターをお願いするお客様との打ち合わせがあり、
その方は、実務でAWSのコスト削減に携わり苦労もされているので、
全ての会話が私たちにとってリアリティがありました。
事業を創るにあたっては、
必ず最初に利用してもらうだろう顧客像・・・ペルソナを想定します。
そのペルソナにフィットした方と話す1時間は
自分で考えたり、競合サービスを調査したりする10時間、20時間よりも
明らかに有意です。
顧客も気づいていないような、
潜在的な課題や需要が存在することもあるでしょうが、
その前にまずやるべきことは、「利用者の声に耳を傾けそれに応えること」
「顕在化している課題を解決すること」
それが何よりも貴重だと思います。
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